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2023年1月8日に、Facebookに掲載した内容となります。
https://www.facebook.com/a.hotehama/posts/pfbid0uUNVp4CF3Fia3TNapjbvjBoLQo4juNwDDQ6dXmeEWR3CmLnXGfG3AriTCSMAGmDvl
<保手濱の想い>
「せめてもう少しぐらいは、世間はもっと優しく、生きやすい社会になっていいんじゃないか」
そのように感じ続けたのが、保手濱の半生だったといえます。
幼少期から世間や社会に合わせることが物凄く苦手で、生きづらさを抱えながら生きてきました。
身体にも表れるタイプなようで、塾に行くのが辛すぎて原因不明の頭痛に苛まれ続けたこともあります。
中学高校時代にはほぼ毎日、時間通りに登校することができず、普通に生きるって大変なんだなあ、、、と悩み続けた10代でした。
まともに勉強するのも難しかったですが、漫画によって人生を救われました。
「漫画で楽しく学ぶ」というテクニックを身につけたことで、大学に進学することができたのです。
しかし、世間に合わせることのできない息苦しさは変わらない。
1年生のうちに2回留年するという、おそらく東大の中で史上最底辺な生活を送っていました(笑)
そして3年目の終わりにしてようやく、起業という道に出会ったのです。
電撃が走ったかのごとき、起業という道との出会いは、自分の人生を劇的に変えました。
それまでは社会に合わせて、学校に通わなくてはならない・就職せねばならないという「あるべき」論で生きてきたことに気づいたのです。
でも、起業というのは本当に自由な世界。
自分のやりたいことを追求する、「自分らしく生きる」ことが可能になります。
もちろん、その分の苦労も大きいですが、自ら選んで掴み取った末の苦労であれば、本質的なストレスにはならないんだなと実感しました。
この道を掴み取った後も、様々な苦難はあり、借金3億円を抱えて債権者70人に返済し続けるなど、枚挙に暇はないですが、
ようやくやり方が分かって来たのがこの5年間ぐらいとなります。
この間、少しずつですが様々な仲間が増え、
同志たちと色々なものをシェアしながら、同じ方向を向いて頑張っていくのが本当に楽しいと感じます。
ようやく、起業という道に出会った際に感じた、理想的な姿、に近づいて来たと思っています。
このような変遷を辿った中で、本当に自分の若年期は苦しかったなあ、、、としみじみ思い返します。
世間的に見たら、典型的な恵まれたエリートコースを通っているのでしょうが、
中の人の苦労は側から見ていても分からない。
であればおそらく、普通に生きているように見える多くの人も、息苦しさや生きづらさを抱えながら、
ストレスに苛まれながら生きているのではないか?と想像していったのが昨今です。
そうしたアンテナが立ってからは、何よりそうした人たちを救いたい。
世界を、もっと生きやすく、寛容でしなやかな方向に持っていきたい。
このような思いを強くしてきた結果として今があります。
理系の自分は、理屈や理論で理解したくなる癖があり、
そこで幸いにも数年前、「成人発達理論」「インテグラル理論」という海外思想家・心理学者による社会を分析したフレームワークに出会うことができました。
そこで述べられているのは、人の精神性が成熟することで、視野が広がり器が大きくなるゆえに、
個人も集団ももっと生きやすく、のびのびした社会が実現できるということ。
浮き沈みはあるものの、この数千年の歴史の中で、人類は着実にその方向に向かっています。
幸いにも自分は事業家として、そのようなことを実現・加速させやすい立場にあります。
こうしたことも相まって、自分がやるしかない!!と高い使命感を強く感じているのが現在です。
事業を通じて社会的影響力を高め、人々の精神性を向上ししなやかな社会を実現する。
生涯かけて身を捧げていくだろうミッションが言語化でき、迷いなく進めるようになりました。